ホームページを作るにはどうしたら良いのか?
その1 作る方法を決定する
公開日:2016年5月25日
このページをご覧いただいている方は、様々な理由からホームページの必要性を感じ「うちもホームページを作ろう!」と決意され、この記事にたどり着いたのではないでしょうか?
例えば、「ホームページ 作り方 無料」などで検索した場合、「無料でホームページが作れます」といったページや「ホームページを作るにはサーバーを用意して、HTMLとCSSで...」など聞きなれない専門用語が次から次へと出てきて、結局のところ何をしたらよいのかわからない状態になっていませんでしょうか?
まず最初にやらなければならないことは「作る方法を決定する」ことです。
ここでは、極力わかりやすい言葉で「ホームページを作る際にどのようなサービスを選べばよいか」をご説明します。
誰がホームページを作るか?
まず、ホームページを作る場合、大きく分けて2のパターンがあります。
- ホームページ制作会社にお願いする
- 自分で作る
1と2の最も大きな違いは費用です。
現在は、ホームページを閲覧する人の半数はスマートフォンからの接続などと言われる時代ですので、スマホ専用のホームページは必須と言っても過言ではありません。
つまり、ホームページ制作会社にお願いする場合は、パソコン用のホームページだけではなくスマホ用のホームページもということになりますので、相場的には30万〜100万円程度の費用がかかります。
その点では、2の場合は「自分でどこまでやるか」次第で、費用を節約することができます。
自分で作る場合のパターン
次に「自分で作る」を選択した場合、大きく分けて3つのパターンがあります。
- ホームページ公開に必要な作業をすべて自分で行う
- 無料のクラウド型CMSを使う
- 有料のクラウド型CMSを使う
1の場合、自分の人件費を除けば、発生する費用はサーバー利用料やドメイン取得費用など月々数千円程度の費用でホームページを公開することができますが、正直1を実行できる人はこのページを見ていないと思います。
ですので、おのずと2か3かということになるのですが、その前に「クラウド型CMS」という聞きなれない言葉についてご説明します。
クラウド型CMSについて
まず「クラウド」について簡単にご説明しますと、インターネットさえ繋がっていれば、どこからでも利用可能な御社専用スペースのようなものだとお考えください。
次に「CMS」ですが、これは「しー・えむ・えす」と読み「コンテンツ・マネージメント・システム」を略したものです。
どのようなシステムかと言いますと、HTMLやCSSといったホームページを作成するための専門知識がなくても、ワープロソフトで文章を編集するような感覚で、ページの作成や更新ができます。
この2つが合わさったものを「クラウド型CMS」もしくは「クラウドCMS」などと呼び、サーバーやCMSのインストールなどの準備をする必要なく、契約したその日からすぐに利用可能で、かつ簡単にインターネット上に作ったホームページを公開できるサービスのことを指します。
ちなみにクラウド型ではない場合、CMSは無料でも作ったホームページを公開するためには自分でサーバーを準備する必要があるなど、ある程度専門的な知識が必要となる場合がありますので、よくわからない時は「クラウド型」もしくは「サーバー準備不要」などと明示されているサービスを選ぶことをお勧めします。
さて、では無料と有料のクラウド型CMSで何が違うのでしょうか?
今回はここまでとなります。
次回は、無料と有料のクラウド型CMSの違いと選択のポイントについてお話します。